2023年12月号 メールマガジンバックナンバー
【トピックス】付き添い食支援連絡会「えんたく」を設立
【トピックス】ピジョン様、大樹生命様よりご支援をいただきました
【活動レポート】 11月のミールサポート報告
【活動レポート】「応援パック」11月の喜びの声
【新規支援紹介】11月の新規支援企業
気がつけば12月も後半ですね。今年もたくさんの団体様や法人様、個人の支援者様に支えられ、活動を継続することができました。この場を借りて、感謝申し上げます。
ただ、私たちがサポートできているのは「病院などに付き添って寝泊まりする」ご家族が中心です。その方たちは、年間2万人以上いると推測される「入院する子ども」の家族の一握りに過ぎません。
来年は、さらに一人でも多くのご家族を支えられるよう、12月15日からクラウドファンディングを開始しています。詳しくはトップ記事をご覧ください。
ふるさと納税による寄付は、12月31日(日)が締め切りです。ぜひこちらもふるってご活用ください!
お願い
クラウドファンディングをスタート!
設立10年の節目。
クラウドファンディングで、支援の輪をさらに広げたい!
設立10年の節目となる2024年、「どのような状況・環境に置かれていても安心して病気の子どもに向き合えるよう、付き添い家族のセーフティネットになる」という目標に向けて、新たな取り組みをスタートします。
それは、「長期間にわたって、遠方から面会に通うご家族へのサポート」です。
「泊まり込めない」病院のルールや「きょうだい児がいる」家族の事情などから、長期にわたり「面会」に通い続けるご家族がいます。また、がんや心臓病など重い病気の場合は、質の高い医療を提供する拠点病院に患児を集めることが一般的で、遠方から面会に通わなくてはならない家族も少なくありません。
長期かつ遠方からの面会は、ご家族にとって経済的にも身体的にも精神的にも大きな負担になりますが、面会に対するサポートはほとんどないのが実情です。
面会支援に乗り出すにあたり、資金やマンパワー、広い倉庫の確保など、これまで以上の準備が必要となるため、何度も議論を重ねてきました。そして、どこからのサポートもなく、困っているご家族がいることを知っているのに見過ごすことはできないと、面会支援の第一歩を踏み出すことを決断しました。
今年は、面会支援のスタートに向けてのクラウドファンディングを12月15日から開始しております。1月27日(土)までの受け付けで、目標額は200万円。ふるさと納税によるご寄付(1000万円を目標に募集中)と合わせて、来年の活動資金にする予定です。
病気の子どもが会いたいときに、いつでも家族に会える入院環境を実現するために、ご寄付や周知・拡散で、あなたの力をぜひお貸しください!
トピックス
付き添い食支援連絡会「えんたく」を設立
小児病棟での付き添い食を当たり前に。
全国のNPO11団体が発起人となり、付き添い食支援連絡会「えんたく」を設立
当団体では、さまざまな形で食支援活動を行う各地の10団体とともに発起人となり、「小児病棟付き添い食支援連絡会 えんたく」を設立しました。この連絡会は、食支援活動に取り組む仲間づくりと小児病棟における付き添い食提供の普及を目的としています。
食支援に関する情報交換、運営ノウハウの共有のほか、医療機関や社会に向けての啓発活動にも取り組んでまいります。
2024年上半期の活動として、「付き添い食を提供したい人・団体のための運営ノウハウ連続講座」(オンライン、全7回を予定)を実施します。「えんたく」という名に込めた想い、各団体の詳細、講座の概要など、ぜひ記事をご覧ください。
また、連続講座の第1回目が12月に開催されます。関心のある方のご参加をお待ちしています。周知・拡散にもぜひご協力ください。
【日 時】12月21日(木)19:00~20:30
【テーマ】
医療機関の受け入れ事情・医療機関への働きかけ方
付き添い食支援の受け入れについて~群馬県立小児医療センターの好事例から学ぶ
【講 師】
相川 良彦(群馬県立小児医療センター事務局長)
【食支援活動事例紹介】
付き添いパパママ応援キッチンカー fufufu-soup
【参加方法】オンライン(zoom)
【参加費】無料
ピジョン様、大樹生命様よりご支援をいただきました。
ピジョン様や大樹生命様にお伺いして活動内容を紹介。
温かいご寄付をいただきました。
10月30日、ピジョン株式会社様の社内のボランティア活動「クリスマスのプレゼントを贈ろう」にて、理事長の光原ゆきが活動内容を説明させていただきました。
この説明会に参加した従業員有志の方々がメッセージを手書きし、商品にクリスマスのラッピングをしてご寄付くださいました。また、11月28日に実施した「お弁当deスマイリング」の活動には、従業員有志の方がそれらを携えて同行してくださり、小児病棟には一足早いクリスマスが訪れたようでした!
11月28日には、大樹生命保険株式会社様のオフィスでも、理事長の光原ゆきが活動内容を紹介させていただきました。同日に開催されたフードドライブでは、食品を中心にバラエティに富んだ持ち寄り品が集まり、従業員有志の方々が付き添い家族に送るメッセージを手書きしてくださいました。
ピジョン株式会社様、大樹生命保険株式会社様には、温かいお心を寄せていただき、感謝いたします。
活動レポート
11月のミールサポート報告
11月は合計121人分のお弁当や応援の品をお届けしました。
11月4日 ドナルド・マクドナルド・ハウスせたがや(43人分)
11月16日 佐賀大学医学部附属病院(20人分)
11月28日 聖路加国際病院、東京医科歯科大学病院(各20人分)
ドナルド・マクドナルド・ハウス東大(18人分)
■ドナルド・マクドナルド・ハウス せたがや(11月4日)
マクドナルド・ハウスのミールプログラムは、嬉しい再開から今月でちょうど1年。11月は「No code」の米澤文雄シェフ考案の「鶏もも肉きのこソースがけとショウガバターごはん」がメインです。副菜もレンコンやかぶ、かぼちゃなど旬の野菜をふんだんに使った秋を感じるメニューでした。
受け取ったご家族からは、「今回、初めてのお弁当でした。疲れて帰ってきて、たくさんのお野菜を使った料理を食べられて身体も喜び、心もほっとしました」などの声をいただいています。お米は「天ぷらやす田」様よりご寄付いただきました。
■佐賀大学医学部附属病院(11月16日)
「小料理きよみどり」様が、通常は夕方からの営業にもかかわらず、「少しでも心のビタミン、癒しになれば」と朝から特製弁当を作ってくださいました。自慢のポテトサラダ、炊き込みごはんや唐揚げに煮物などバラエティに富んだお弁当はボリュームも愛情もいっぱい!
「以前付き添い入院したときは、自分のことは二の次で10kg以上痩せて寝込みました。一つひとつ噛み締めながらキープママさんの記事を読んで涙が流れました。また我が子の看護を頑張ろう!と笑顔になれました」などの声をいただいています。
■聖路加国際病院、東京医科歯科大学病院、ドナルド・マクドナルド・ハウス東大
(11月28日)
「“おいしい”が、少しでも親御さんの笑顔の力になりますように」と、「温故知然まごわやさしい」様が特製のお弁当をご用意くださいました。ほんのり甘い味噌漬けのお魚と鶏ひき肉のつくねバーグをメインに、刻み昆布と野菜の煮物、だし巻き卵など、無農薬や有機のお野菜と無添加調味料を使った身体にやさしいお弁当です。
「不安な毎日で、ごはんを用意するのも面倒で味もあまり感じません。そんなとき、味のやさしい温かいお弁当をいただき、涙が出てきました。明日も子どもに笑顔で会いにいきたいと思います」などの声をいただいています。
応援の品として、以下のものをお届けしました。ご支援に感謝します!
ピジョン株式会社様よりピジョンクリスマスギフト、「ひとつ上の豆乳」(マルサンアイ株式会社様)、「ふわとろ茶碗蒸し」(ピルボックスジャパン株式会社様)、「はじけるキャンディチョコレート」(株式会社メリーチョコレートカムパニー)、ドライケーキ各種(株式会社洋菓子舗ウエスト日野配送センター様)、セタフィルトライアルキット(ガルデルマ株式会社様)
【1月のミール調理ボランティア募集!】
ミールのボランティアをしてみませんか?1月は珍しく平日開催です。プロの技を身近に学びながら、みんなで楽しく心を込めて調理します。(先着順)
1月31日(水)12:00~17:00 米澤シェフミール
応援パック11月の喜びの声
たくさんの声が寄せられています。
以下、一部を抜粋してご紹介します。
かわいい段ボールにぎっしりと必要なものが入っていて、とてもありがたかったです。身体に配慮された商品ばかりで、特に豊潤サジーは気になっていたので嬉しかったです。(島根)
入院生活でつらいことが多い中で、少し早いサンタさんが来たようでした!ピップエレキバン、マスクが特にありがたく、美容グッズも嬉しかったです。県外の病院で、かつ、きょうだい児もいるため、差し入れをしてもらいにくい環境で必要なものをいただけてすごく助かりました。(大阪)
箱の中にたっぷりと入っている品々はすべて母親向けのもので、本当に私たちへのサポートなんだと感動しました。たくさんの方々に支援の輪を広げてくださっていることに、感謝の気持ちでいっぱいです。私もこの活動をいろんな方に知っていただけるよう、また今度は誰かに手を差し伸べられるようになりたいと思います。病棟でいただいたTシャツを着て、チーム「キープ・ママ・スマイリング」でがんばります!(東京)
子どもが難病で入退院を繰り返しています。入院が長引くと仕事もできませんし、本当は欲しいけれどお金をかけられない物がたくさん入っていて嬉しかったです。マスクなどの必需品もありがたいです。また、寝不足が続いて疲れが溜まってきていたので おいしいお菓子を食べられてホッとしました。ありがとうございました。(熊本)
<スタッフより>
「付き添い生活応援パック」は、チラシの掲示、荷物の受け取りなどに協力してくださる医療者・病院関係者の皆さま、多くの企業様のご協力とご寄付に支えられて成り立っている事業です。ありがたいことに最近は企業様からお声がけいただくことも増えてきました。滞留在庫の活用なども歓迎しております。数量は問いません。ご支援をぜひお待ちしています。
新規支援紹介
応援パック、11月に新規で加わった商品
「付き添い生活応援パック」の梱包品として新たに提供された商品を紹介します。
■ガルデルマ株式会社様/「セタフィル®フェイスケアベーシックケアトライアルセット」
■株式会社フランネル様/SWATi MARBLE Label 「Hand Care Wash」
■株式会社ナンバースリー様/ヘアケア・ヘアスタイリングアイテム多数
商品とともに温かい気持ちをお寄せくださり、ありがとうございます。
メディア掲載・講演
メディア掲載
▼11月25日 「月刊 赤ちゃんと!」で解説された「付き添い入院」の記事の中に「入院中の子どもに付き添う家族の生活実態調査2022」が引用されました。詳細はこちらから
ご寄付・ご支援のお願い
支援の方法(一覧)はこちらから
<毎月寄付で支援>
1,000円からの毎月寄付で支援する「マンスリーサポーター」(クレジットカードのみ)
<都度寄付で応援>
支援したいときにいつでも!都度寄付で応援(3,000円以上)
クレジットカードは100円から、Tポイントは1ポイントから寄付「Yahoo!ネット募金」
<買って応援>
ClubTコラボ・チャリティショップ(Tシャツ、カバンなどオンデマンド印刷。全て1点1000円のご寄付)
<売って応援>書籍・CD/DVD・ゲームなど不要なものを下取りへ
これからも全国の一人でも多くの病気の子どもとご家族が笑顔でいられるように
私たちの活動を応援してください。皆様からのご寄付・ご支援をお待ちしています!
スタッフ便り
小児病棟付き添い食支援連絡会「えんたく」の事務局を担当している矢野です。
「えんたく」は、私たちキープ・ママ・スマイリングを含めて全国の11団体で幹事会を構成しています。すでに10月、11月と2回の幹事会が行われ、各団体の皆さまの近況報告をお聞きするだけで日々活動を積み重ねている様子がうかがえ、身の引き締まる思いです。
食支援という大きなくくりの中で、それぞれ異なった場所で活動をしている団体が集まったからこそ、事例共有やちょっとした相談ごとが活発な交流点になっていると思います。あらためて、みんなで活動するって良いなと感じております。
「えんたく」という名称は、みんなで意見を出し合って決めました。いろんな漢字を当てはめることができるように、ひらがなにしたのも大きな特徴です。円卓、縁卓など、それぞれの参加者の想いがつまっています。
私は、遠く離れた病院で付き添い生活を頑張っているご家族にお食事を手渡しすることはできません。だからこそ「えんたく」のネットワークで、つながっている団体を通して応援の気持ちが届くよう、支援を託す「援託」という気持ちで事務局の運営を頑張っていきたいと思います。ぜひ、皆さまも「えんたく」の応援をよろしくお願いいたします。(矢野明日香)
\皆様の声をお寄せください!/
メルマガを読んでくださっている皆様の感想やご要望をお伺いする「メルマガ感想・ご意見フォーム」を用意しました。
今後メルマガで取り上げてほしいトピックスなど、率直なご意見・ご感想をお寄せください!
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発行:NPO法人キープ・ママ・スマイリング
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