付き添い生活応援パック&応援パックライト
子どもの入院に付き添うご家族へ支援物資を無償提供
①長期間泊まり込みで付き添うご家族向けの「付き添い生活応援パック」、②緊急・短期入院のご家族に向けた「付き添い生活応援パックライト」、2つの支援を用意しています。
多くの企業様のご支援をいただきながら、買い出しもままならない状況で役立つ食品・生活用品・衛生用品などを全国の小児病棟のご協力のもとお渡ししています。
支援活動「付き添い生活応援パック」の背景
たくさんの家族が院内軟禁状態に
2020年、COVID19の流行をきっかけに病院への出入りや交代が難しくなり、付き添う家族の孤立が深まりました。この状況にたいしてできる支援として誕生したのがこの事業です。
多くの付き添い入院は、突然始まります。しかし、日々の食事や生活に必要な買い出しができるのは院内のコンビニぐらい。そこで、支援品を詰めた段ボールを全国の病院に発送しています。(申請から10日間以上の入院予定がある方を対象に、入院計画書を添えて申請いただき、審査を行っています)
「あなたは一人じゃない」の思いを一箱に込めて
私たちのオフィスには、制作中の応援パックがところ狭しと並んでいます。応援メッセージを添えて、少しでも多くの支援品が入るよう一つひとつ丁寧に詰めています。平日は毎日発送、月間200〜300個を送付しています。
年間3000個以上。満足度は5段階評価で平均4.8!
調理のいらない食品や疲労に効くアイテム、入浴する暇もない中で役立つ衛生用品など、付き添い環境を少しでも快適に過ごせるものを入れています。利用者アンケートでは、5段階評価中平均4.8と、高い満足度となっています。
全国で入院する子どもの数は一日約2万2000人以上(※)。その多くが緊急入院として始まります。なんの準備もなく始まる一番不安な夜を支えるのが、緊急・短期入院向けの「応援パックライト」です。
2025年5〜6月に実施したクラウドファンディングで多くの方の応援を得て、2025年度7月より本格的に開始しています。
(※令和4年 厚生労働省の調査より)
全国の病院と連携し、より多くのご家族へ
応援パックライトは全国の小児病棟にお届けし、看護師長の判断で必要な方に手渡ししていただいています。梱包は、障害者就労継続支援(B型)施設「さわやかワーク中央」の皆さんが、一つひとつ丁寧に想いを込めて行ってくださっています。
「え?私に?」暗かった表情に、パッと光が差す
売店にも行けず家にも帰れない状況ですぐに役立つよう、中身はレトルト食品や甘味、歯ブラシやスキンケア用品など。病院から「第一声は『え?親の私に?』と驚かれる方が多く、説明を聞くと笑顔になり、ときに涙される方もいらっしゃいます」という声が寄せられています。
(※配布を希望される病院様はぜひ お問い合わせください)
多くの企業の皆さまに応援いただいています!
アンケートを見ながら必要なものを検討し、こちらから企業様に直接アプローチもしていますが、企業様側からのお声がけも増えています。おかげさまで、2025年3月時点で商品提供企業数が140社を超えています。
滞留在庫の有効活用として、また、マーケティング・販売促進としても、ぜひご検討ください。個数は何個でも構いません。お打ち合わせをしながら一緒に検討していきますので、お気軽に問い合わせください。
商品のご提供だけでなく、送料・倉庫スペース代を支えるご寄付も歓迎しております。マンスリー会員や単発の寄付、アマゾンウィッシュリストによる寄付、フードドライブやコラボ企画など、さまざまな支援方法をご用意しております。
受け取ったご家族からの声
毎日のようにアンケートに喜びの声や要望などが寄せられています。一部を抜粋して月ごとに紹介しています。
「質の良い品で、役立つものばかり。子ども最優先の日々のなか、自分のことも大切にしていいんだと思えた」」「たくさんの商品、温かい応援メッセージに泣きました。応援してくれている人の存在を感じて救われた」といった声を多数いただいています。
広報には病院の皆さまのご協力をいただいています
全国の小児病棟のご協力により、認知経路の50%が病院内掲示や医療スタッフからの紹介です。また、付き添い仲間や家族からの紹介も増加しており、活動が広く知られつつある手応えを感じています。

よくある質問
- 商品の提供個数について、最少数などのルールはありますか?
- 個数の制限はありません。いくつからでもご提供いただけます。
ただし、数百個単位になる場合は、賞味期限・消費期限によって納品タイミングと個数のご相談をさせていただいています。 - 付き添い生活応援パックの毎月の送付数は?
- 毎月250〜300名にお届けしています。
- 付き添い生活応援パックに応募する方は、どのようにこの支援を知るのですか?
- 全国約800の小児病棟へ広報協力を依頼しています。応募者の認知経路の半数は、チラシの院内掲示や該当する方へのチラシの手渡しといった「病院経由」です。残りの半数はSNSや口コミ経由です。
- 毎月提供することは難しいのですが、大丈夫でしょうか。
- 大丈夫です。企業さまによって、毎月ご寄付くださるケースもあれば、棚卸しなどのタイミングで提供可能な商品と個数を都度ご連絡くださるケースもあります。ご無理のない形で、継続してご支援いただけるととてもありがたいです。
- 緊急入院から付き添いとなる家族が多く、「付き添い生活応援パックライト」を自病院でも配布したいです。
- お問い合わせを歓迎しています。 こちらまでご連絡ください。
