缶詰をアレンジした「にんじんムース」
公開日:2019/09/25
にんじんの食べるスープをアレンジした「にんじんムース」
全国の小児病棟で入院中のお子さんに付き添うご家族へ配布することを目的として開発・製造された米澤シェフ監修による「ミールdeスマイリング」。
「ミールdeスマイリング」とは、米澤文雄シェフのメニュー作成・監修で美味しすぎる缶詰です。今回はそのうち、にんじんの食べるスープの缶詰をアレンジしたにんじんムースをご紹介します。
材料
プリンカップ3〜4個分
・にんじんとオレンジの食べるスープ缶 1缶
・牛乳 150cc
・生クリーム 100cc
・はちみつ大さじ 2
・塩 少々
・レモン汁 適量
・ゼラチン 3g
・水 15cc
・にんじんの葉(飾り用) 適量
作り方
➊ ゼラチンに水を加え、ふやかしておく。
➋ 小鍋ににんじんとオレンジの食べるスープ缶、牛乳、生クリーム、はちみつを入れ、弱火にかける。
➌ ②の表面がふつふつとしてきたら、火を止めてからレモン汁を加え、①のゼラチンを入れ、混ぜながら溶かす。
❹ ③をカップに注ぎ、冷蔵庫で冷やし固める。お好みで、にんじんの葉をのせる。
ポイント
食欲がない日にも食べやすいムースです。スパイシーな味のにんじんのスープ缶は、ペースト状。料理のソースにしても◎。
付き添いママ向けアレンジのコツ
時間がとれない付き添いママの場合には、お料理をすることは難しいと思います。
この缶詰は、そんな付き添いママに缶詰のまま美味しく召し上がっていただけることを目的に開発しています。
※にんじんには、β-カロテンやビタミンAが豊富に含まれていて、付き添いママの体調を管理することも期待できます。
ウィルスや細菌は、鼻や口から私たちの身体に入ってきますが、私たちの身は、これらのウィルスや細菌を排除するために免疫機能が働くしくみになってしまいます。
しかし、粘膜が弱ってしまうとこの免疫機能がうまく働かなくなってしまうのです。ビタミンAは、この粘膜を丈夫にしてくれる効果がありますので、免疫機能の強化、風邪予防などが期待できます。
また、β-カロテンは、その抗酸化作用によって体内での活性酸素の発生を抑えることから、皮膚の乾燥を抑えたり生活習慣病などの予防にも効果があると考えられます。
ぜひ、この「にんじんの食べるスープ」を上手に取り入れて、厳しい付き添い生活を乗り切ってください。
このレシピの考案者
米澤文雄シェフ
1980年東京都出身。高校卒業後、恵比寿「イル・ボッカローネ」を経て、22歳で単身ニューヨークへ。その後インターンを経て「Jean-Georges」にて、日本人初のスーシェフとなる。帰国後は「KENZO ESTATE WINERY」でエグゼクティブシェフ、2014年「Jean-Georges Tokyo」オープン時からシェフ・ド・キュイジーヌなどを歴任。
2013年 アメリカ大使館「Taste of America」日本大会優勝。2015年には日本最大級の料理人コンペティションRED U-35で「ゴールドエッグ」を受賞。2018年9月、【THE BURN】料理長に就任。
2015年より、マクドナルドハウスなどで定期的にミールプログラムを開催。
2018年より、小児病棟にてお子さんに付き添うお母さんへ野菜たっぷりの料理を届けるために缶詰での商品開発をスタート。そのまま食べても美味しい缶詰のアレンジメニューを考案中♪
にんじんの食べるスープを購入するには
今回のレシピで使用した「にんじんの食べるスープ」は、1つ972円(税込)+送料です。備蓄食にもなる缶詰ですので、ローリングストックとして自宅に置いていただければ、いろいろなメニューに活用していただけます。
ご支援、ご寄付のお願い♪
NPO法人キープ・ママ・スマイリングは「ママが笑顔でいられるために?We keep moms smiling! 」の思いを込めて、病児や発達に困難のある子どもを育てるお母さんやご家族を応援しています。
入院中のお子さんに付き添うご家族へのお食事サポートを行なっています。
皆さまからの温かいご支援をお待ちしています!
マンスリーサポーターとは
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皆さまからのご寄付は、主にミールプログラム食材の購入費として使用させて頂きます。
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