NPO法人キープ・ママ・スマイリング:病気の子どもを育てるお母さん・ご家族を応援します!

「付き添い白書」の概要を記者発表。
関係省庁に要望書を提出しました

公開日:2023/06/01

    3600人の声から「付き添いの実態と課題」が浮き彫りに
    子ども家庭庁と厚生労働省へ要望書

     

     

     

    2022年末に、「入院中の子どもに付き添う家族の生活実態調査2022」 アンケートを実施しました。3600人以上もの付き添い経験者の方が、70問以上にわたる大量の設問に丁寧にご回答くださいました。

     

    この問題は、全国に当事者や経験者がいながらも実態を示す大規模なデータはなく、多くの方のご協力で社会的意義の高い調査となりました。心より感謝申し上げます。

     

    そして、2023年6月1日、厚生労働省記者クラブで記者会見を開き、調査結果の概要を公表しました。また、それに先立ち、こども家庭庁・厚生労働省に、この調査から見えた課題を改善していただくよう要望書を提出しました。

     

    記者会見には、新聞、テレビ、雑誌など20社・26人の記者が集まり、私たちが想像した以上にこの課題に対するメディアの関心の高さに驚きました。これも3600人以上の声が寄せられたからだと感じています。

     

    こども家族庁・厚生労働省の担当者のかたも両省庁が協力して、この課題を検討していくとの前向きなご発言をいただきました。まだまだ時間はかかると思いますが、当事者が動き、付き添い生活の改善に向けて大きな第一歩を踏み出すことができました。

    引き続き、代弁者として社会に付き添い経験者の声を届けてまいります。

     
    >調査結果のサマリーがわかるプレスリリースはこちら

    >「入院中の子どもに付き添う家族の生活実態調査2022」調査概要 報告書はこちら

    >提出した要望書はこちら
     

    6月18日には、「付き添い白書を読む会」として、ZOOMで一般向けに本調査の全容を公表します。ふるってご参加ください。

     

    ■「付き添い白書を読む会」 6月18日(日)13:30~15:00

     

    >詳細と申込みはこちらから

     

    今後、メディアで取り上げられることも増えることと思います。当事者一人ひとりが声をあげ、またそれを応援し続けることが、この状況を変える着実な一歩となります。
    引き続き、周知や拡散にもご協力ください。