活動レポート
2015.11.29ミール・食支援

2015年11月 ミールdeスマイリング@せたがやハウス実施のご報告

米澤シェフのミールプログラム

11月29日(日)、4回目のミールプログラムを「ドナルド・マクドナルド・ハウスせたがや」で実施しました。

今回は、2回目のミールプログラムで素敵なレシピを提供してくださった米澤文雄シェフ(ジャン-ジョルジュ 東京料理長)再登場♪ しかも、調理に使う新鮮なサーモンや無農薬野菜など食材までご提供いただきました。本当にありがとうございます!

初参加の男性1名、女性2名(おひとりは世界の有名シェフを撮影されるフォトグラファー)と理事を併せて合計7名で、ハウスへ滞在している約30名のご家族に向けて夕食を準備しました。

改装工事によっておしゃれで快適なお部屋が増えた「せたがやハウス」

せたがやハウスを初めて訪れた方たちには、必ず館内を案内してくれるハウスマネジャーの峯田さん。今回は、改装工事によって新しく2部屋が増床し、水回りなどもきれいに整備されたお部屋を見せていただきました。室内は明るくリラックスできる雰囲気が漂っていました。おしゃれな壁紙は都内の内装業者さんによる寄贈だそう。

秋の味覚と栄養バランス満点!心と体が満たされるスペシャルメニュー

今回ご提供したメニューはこちらです。

主菜:サーモンの醤油バター炊き込みご飯
汁物:栗とキノコと白菜、人参お野菜たっぷりクリームスープ
デザート:柚子とオレンジの大学芋

炊き込みご飯は、鰹節と昆布で丁寧にだしを取りました。サーモンも骨を取り、一口大に切りわけ塩を振っておきます。

クリームスープは最初にたまねぎを丁寧に炒め、白菜を何回かに分けて炒めていきました。

その都度塩を少し振り入れながら炒めることでお野菜から水分が出てくるそう。野菜の栄養分がたっぷりとしみ出してきているようで、とてもいい香りがしました。途中で入れる栗は、何と風味付けに使います。「炒めていくと栗が溶けてきて自然な甘みが追加されます」と米澤シェフ。

デザート用の柚子とオレンジの大学芋は、最初にさつまいもにからめる蜜ジャムに取り掛かりました。

オレンジと柚子を細かく刻み、皮が柔らかくなるまで水で煮ます。「最初に砂糖を入れてしまうと、オレンジと柚子が固くなってしまうので、皮が煮えたらハチミツを加えましょう」と、ここでもお役立ちTipsを教えてくれました。開始から約3時間弱で、3品が完成!

試食をしながら、米澤シェフと交流の時間

「野菜がたくさん採れて手軽に作れるけど、ちょっとスペシャルな感じのメニューを考えるようにしているんです」と米澤シェフ。

ご家族から嬉しいメッセージの数々!

そんなシェフの気持ちに応えてくれるかのように、今回も夕食をご提供させていただいたご家族から嬉しい声が届きました。

「今回二度目のミールプログラムに遭遇することができ、嬉しかったです!いつもありがとうございます。家でも白菜のスープを息子に食べさせたいです」
 
「普段炭水化物ばかりの食事になりがちですが、お野菜がたっぷり採れてあったかいシチューに癒されました~!」
 
「3品ともとてもおいしかったです。ご飯はレンコンの食感がよく、大葉がおいしかったです。子どももご飯をおかわりました!お野菜がたくさん採れたのもよかったです。」
 
「大学芋、初めての味に感動しました。オレンジもとってもあいますね。すべておいしくいただきました。ごちそうさまです。」
 
「一品だけでもたくさんの栄養が採れる素晴らしいメニューで驚きました。ただ美味しいだけでなく、疲れを忘れ、心も体も温まりました。」
 
「クリームポタージュ大変おいしく頂きました。長い看病頑張れそうです!」
 
自宅から離れての入院生活。そして病棟での看病の日々は、お母さんもお父さんもきょうだいも本当に心身ともに疲弊します。そんな中、少しでも「美味しい…」とほっとできる時間となりますように、と米澤シェフはじめ、調理スタッフは皆思いを込めながら調理しています。看護の日々では自分の食事までなかなか気を回す余裕もなく、バランスも悪く野菜が足りない食事となりがち。今回の米澤シェフオリジナルメニューも喜んでいただけて、スタッフ一同ほっとしました。看護がんばってください!

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