「入院中の子どもの家族の生活と支援に関する実態調査」ご報告と御礼
「入院中の子どもの家族の生活と支援に関する実態調査」実施のご報告
NPOキープ・ママ・スマイリングと聖路加国際大学小児看護学は、子どもの入院に付き添う家族への支援のあり方を考えるために、2019年12月23日~2020年2月29日の期間において標題の共同アンケート調査を実施いたしました。
おかげさまで全国すべての都道府県にお住まいの付き添い入院を経験したご家族からご回答をいただき、その数は1055件に上りました。当事者のかたをはじめ、多くの関係者のみなさまにご協力いただき、深く感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
ご家族のかたから寄せられた貴重な経験や声は、これから数か月をかけて小児看護学を専門とする研究者によって分析させていただき、学会発表・研究論文、さらには提言という形で社会に発表・公表していきたいと考えております。この成果が実るまでの間、今しばらくお待ちいただければと存じます。
アンケートの回収結果のご報告とみなさまのご協力に対して御礼を申し上げます。
2020年3月吉日
「付き添い経験者の“声”で病気の子どもの家族へのケアを変えるプロジェクト」共同代表
NPO法人キープ・ママ・スマイリング 理事長 光原ゆき
聖路加国際大学大学院小児看護学 教授 小林京子
「入院中の子どもの家族の生活と支援に関する実態調査」〜ご家族の皆さまの”声〟で病気の子どもの家族へのケアを変えるプロジェクト
お子さんが入院することは、お子さんだけでなくご家族にも様々な影響を与えます。これまで、病院に寝泊まりをしてお子さんの療養生活を支えたり、遠方からの面会、きょうだい児の世話、仕事の調整などの多くの調整を必要とすることが報告されているものの、様々な地域の親御さんご自身の実体験を伺う調査はあまり行われてきませんでした。
そこで、お子さんの入院に関する病院や専門職の支援をあり方を考えていくために、今回、親御さんの声を集めるためのアンケート調査とヒアリング調査を聖路加国際大学小児看護学とNPO法人キープ・ママ・スマイリングとの協働で実施することといたしました。
つきましては、ご多忙の中、大変恐縮ではございますが、皆様の率直なご意見をお聞かせいただきたく、調査へのご協力をお願い申し上げます。
<調査の概要>
●対象となる方:入院したことがあるお子さんの親御さん(保護者)
●皆様のご回答内容に応じて質問内容が異なりますが、質問は全64問(必須項目は26問)、回答には30-45分程度を要します。
●回答期限:2020年2月29日(土)まで
●ヒアリング調査:詳細についてヒアリングが可能とお答えくださった方に、対面・電話・スカイプのいずれかでお話を伺わせて頂きます(60分程度)。ヒアリング可能な方は、アンケート内にてその旨お知らせください。
※回答は締め切りました
通信量のご負担について
アンケート回答にかかるデータ通信料金は、回答者様のご負担となります。あらかじめご了承ください。
アンケートのご回答方法
●アンケートページより、お手持ちのパソコンやスマートフォンからご回答ください。
●アンケートに回答できる回数は1度のみです。回答終了後は、回答内容を変更することはできません。
●アンケートは、回答途中での回答内容の保存ができません。そのため、アンケートを途中で終了した場合は、結果は反映されません。
●ヒアリング調査にご協力いただける場合は、アンケート調査の「ヒアリングに協力する」をお選びください。
●>必ず、アンケート最終ページの[送信]をクリックして終了くださいますようお願い申し上げます。
*マークの付いた質問は回答必須となっております。*マーク以外の質問は任意でお答えください。
ヒアリングの実施方法
・アンケート調査で「ヒアリングに協力する」をお選びくださった方に、研究者からメールでご連絡を差し上げます。
●メールでヒアリング日程・場所・方法(対面・電話・スカイプ)をご相談させていただきます。
●ヒアリングは60分以内のお時間を頂戴する予定でございます。
<個人情報の取り扱いについて>
アンケートフォームを送信いただく際には、個人を特定できる情報は取得しません。
任意でご回答いただく内容によっては、個人が識別できる情報が含まれますが、いただいた回答や個人情報はアンケートの目的およびヒアリング調査の際のご連絡以外には一切使用いたしません。
アンケートの回答は統計的に処理され、特定の個人が識別できる情報として、公表されることはありません。
ヒアリングの内容も、特定の個人が識別できる情報として、公表されることはありません。
<参加は自由にお決めいただけます>
アンケート調査、ヒアリングとも、ご協力はご自身の自由意思でお決めいただけます。
一旦、協力をすることとしても、途中でいつでもおやめいただけます。ただし、アンケートは送信ボタンをクリックした後は、取り消しができません。また、ヒアリングは2020年3月以降は、内容を個人が特定されない形で公表などしていきますので、撤回ができません。
調査にご協力いただく中で、ご質問やご心配事などがございましたら、下記のお問い合わせ先にご連絡ください。
皆様には、データ通信料金に関する費用以外の費用負担はありません。
また、皆様にはご協力いただく中で、アンケートでは45分程度、ヒアリングでは60分程度のお時間を頂戴いたします。
皆様への直接的な利益はございませんが、ご回答を個人が特定されない形にして集計・分析した本調査の結果を学術論文、患者家族会を通じた厚生労働省への提出、一般への公表などを行い、今後の制度や支援のあり方の検討の資料とさせていただきます。そのことで、将来の入院したお子さんのご家族への支援に結びつけいてきたいと考えています。
<この調査の組織>
聖路加国際大学 小児看護学 教授 小林京子、聖路加国際大学大学院 看護学研究科 博士課程1年 手塚園江
NPO法人キープ・ママ・スマイリング 光原ゆき(理事長)、渡辺千鶴(理事)
※回答は締め切りました