「病気の子どもとその家族を地域で支えるために」オンラインフォーラムに登壇しました

2026年10月1日、公益財団法人ロナルド・マクドナルド・ハウス・ジャパン主催のオンラインフォーラム「病気の子どもとその家族を地域で支えるために」が開催され、キープ・スマイリング理事長の光原ゆきがパネルディスカッションに登壇しました。
フォーラムでは、東京都立小児総合医療センター院長の山岸敬幸先生による基調講演に続き、病気の子どもとそのご家族、医療従事者、支援者が、それぞれの立場から「地域で家族を支えるためにできること」について意見を交わしました。

小児医療の現状、そして「付き添い」の今
基調講演では、山岸先生から小児医療を取り巻く現状や課題について、さまざまなデータを交えながらお話しいただきました。
子どもの治療を支える一方で、付き添う家族には、睡眠や食事、仕事、経済面など、さまざまな負担がかかります。今年5月に東京都立小児総合医療センター内に開所した「ドナルド・マクドナルド・ファミリールーム」の取り組みも紹介され、病院の中だけではなく、家族を含めて子どもを支える「ファミリー・センタード・ケア」の大切さを改めて考える時間となりました。
「ハウスで食べたミールが忘れられない」
パネルディスカッションでは、患児のご家族、看護師、ソーシャルワーカー、そして支援者として光原が登壇。さまざまな立場から、それぞれが経験してきたことや、今できることについてお話ししました。
そして、光原にとって、とてもうれしい出来事がありました。
登壇されたご家族の中に、なんと10年ほど前に、キープ・スマイリングの「ミールdeスマイリング」の食事を食べてくださっていた方がいたのです。その方から、「ハウスで食べたミールが忘れられない。灰色の景色が色づいた気がした」
という言葉をいただきました。
病気の子どもを前に、先の見えない不安や緊張の中で過ごすご家族にとって、温かい食事が少しでも心をほぐす時間になっていた。10年という時間を越えて、その記憶を直接聞かせていただけたことに、私たちも胸がいっぱいになりました。

あたたかな雰囲気に包まれて
フォーラム全体を通して感じたのは、「子どもと家族を真ん中に、みんなで支えていく」という思いです。医療者だからできること。
支援者だからできること。
地域だからできること。
そして、一人ひとりができる小さなこと。
立場は違っても、それぞれができることを持ち寄ることで、病気の子どもとその家族を支える輪を広げていくことができます。今回のフォーラムは、そんなことを改めて感じる、あたたかな時間となりました。
キープ・スマイリングはこれからも、食事や物資、情報などを通して、付き添うご家族の「眠れない・食べられない・目を離せない」を少しでも減らし、子どもと家族が笑顔を失わずにいられる環境づくりに取り組んでいきます。子どもと家族を支えるために、私たち一人ひとりにできることを。これからも、みなさんと一緒に考え、行動していきたいと思います。
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