東邦大学大森医療センター様へ“見守り支援”をお届けしました
11/21、「星つむぎの村」の出張プラネタリウムで星空の体験を
2024年5〜6月に実施した「#みんなで小児病棟を支えよう」クラウドファンディング支援先の20病院のひとつ、東京都の東邦大学大森医療センターに “見守り支援”をお届けしました。今回希望されたのは、「一般社団法人 星つむぎの村」の出張プラネタリウム。
小児病棟わくわく応援団の心強い仲間でもあります。
13時、14時、15時の3回にわたって空気で膨らませたドームを使って行い、最後はベッドから離れられないお子さんたちの一室で、窓に黒いシートを張って行いました。2歳ぐらいの小さなお子さんから中学生まで、付き添うご家族と一緒にドームに入り、ご覧になったお母さんがとても嬉しそうにされていたのが印象的でした。
3歳の女の子は、朝からずっと楽しみにしていてくれて、見終わった後は廊下でスタッフを捕まえては、「キラキラみたの、たのしかったー!」と自慢げに報告してくれました。
コロナ禍以来、絵本の読み聞かせなどの院内ボランティアもストップしたままだったそうで、今回の星つむぎさんの来訪は良い機会になったとのこと。
また、ドクターや看護師さんも、朝からそわそわと楽しみにされていたそうで、合間合間で10分間の短いバージョンを体験頂き、良い気分転換になっている様子でした。
東邦大学のCLSさん(※)よりメッセージをいただきました。
昨日は素敵なプラネタリウムのイベント開催をありがとうございました。
長期入院中の子どもたちだけでなく、検査や前日に手術を受けたお子さんやご家族も参加できて良かったです。手術を受けた赤ちゃんのママも、見終わって感極まって涙ぐまれていました。皆さんを送って戻ってからも、「私の方が感動しちゃいました」などとお礼のお声かけがありました。
思春期の男の子も女の子も「きれいだった!」「思ったよりすごかった!」と感動していました!今朝、中学生の男の子と部屋でも話をしたら、「実は正直、バルーンのテントと言うからきっとテントの天井に星を貼って光らせるかシールの星で光っているんでしょって思っていたら、本格的でびっくりした。星や地球のあの動きも良かった。あのテントでもすごいきれいに見られたし、星座とかナレーションの人の話も良かった!プロだった!」と言っていました。素晴らしい!
また、先生方や看護師スタッフ向けに急な開催もありがとうございました。おかげでその後仕事に戻ってから働く元気が湧いたようです。
私自身も子ども達と一緒にドームに入って、きれいな星空を見ながら感動していました。自転車で帰りながら夜空を見上げると、4つぐらいは小さな星が見えていましたが、満点の星空を見たくなっていました。もしまたの機会がありましたら、ぜひ開催につながればと思います。
まだ他施設で開催は続くようですが、お身体に気をつけてみんなに星空を運んで下さい☆
※CLS…チャイルド・ライフ・スペシャリストは、入院する子どもやご家族が抱える精神的な負担を軽減して、子どもが主体的に医療体験に取り組めるようにと、心理社会的支援を行う専門職です。子どもへの病気や治療説明、手術・検査・処置に関する説明と心の準備サポート、検査・処置中の精神的なサポート、発達支援と日常遊び、治癒的遊びの提供、きょうだい支援、グリーフケアなどを行います。
皆様よりいただいた応援はこうして活きた支援となり、病院の子どもたちとご家族のもとに届いています。クラファンにご協力くださった皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。病院支援はそのほか食支援コースや睡眠支援コースもあり、引き続きお届けの様子をご報告していきます。