弘前大学附属病院に「見守り支援」をお届けしました
10月29日、プロによる歌と踊りを小児病棟で。思わず涙する人も
2024年5〜6月に実施した「#みんなで小児病棟を支えよう」クラウドファンディング支援先の20病院のひとつ、弘前大学附属病院に“見守り支援”をお届けしました。
「ぜひお願いしたい」とお届け希望をいただいたのは、「NPO法人心魂(こころだま)プロジェクト」のパフォーマンス。小児病棟わくわく応援団の心強い仲間でもあります。
心魂(こころだま)プロジェクトは、難病児・障がい児・きょうだい児・ご家族へ劇団四季や宝塚歌劇団出身の俳優が中心となり公演を行う団体。年間1万人以上に向けて行う公演を通じて「やれる」の選択肢を増やす活動を続けています。
10月29日、子どもたちや付き添うご家族、研修中のドクターの卵など、その日小児病棟にいたさまざまな人たちが、アーティストの生の歌声や音楽、パフォーマンスに触れました。新生児室やクリーンルームから出られない人にも、ガラスや受話器越しにパフォーマンスを届け、思わず涙する人の姿が多数見られました。
いただいた感想
<ご家族より>
・子どもが楽しそうに参加していて、すごく嬉しい気持ちになりました。気分転換にもなるので、またこのようなレクリエーションがたくさんあればいいなと思います。
・いつも素晴らしいイベント企画で感動しています。大変だと思いますが頑張ってまたお願いします。
・入院初日で緊張し、退屈していた娘がすごく喜んでいました。参加できて良かったです。ありがとうございました。
・もう1曲リクエストしたいくらい、本当に素晴らしい歌声で感動しました。
<医療スタッフより>
・ふだん病棟外に出られない子どもたちが、病棟内にいながらこういった経験ができて、目を輝かせていたのが印象的でした。
・病棟という日常から離れて、楽しい時間を子どもとご家族と共有できて、とてもわくわくしました。明日からも子どもたちと一緒に頑張れるような気持ちになりました。
・忙しく業務を行っていたが、病棟内に歌声と音楽が響き渡り、気分が明るくなり楽しく仕事ができ、活力になりました。
・子どもたちや付き添い家族が笑顔で楽しんでいたので一緒に楽しめ、こちらも嬉しかったです。
・病棟内の限られた場所で、音響などの設営も本格的に行っていて、本物のコンサートを病棟内で体験することができて、とても贅沢な時間だと感じました。
・小さな子から中高生、付き添うご家族などすべての年代に楽しんでもらえるイベントでした。ふだんは小さい子どもたちに向けたイベントが多いので、中高生や付き添い家族へ向けたイベントも大事だと思いました。
いただいた応援はこうして生きた支援となり、病院の子どもたちとご家族のもとに届いています。クラファンにご協力くださった皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。
病院支援は食支援コースや睡眠支援コースもあり、引き続きお届けの様子をご報告していきます。