活動レポート
2025.09.10ニュース

「付き添い生活応援パックライト」現場の声<2025年9月>

子どもの突然の入院。食べる物ひとつなく始まる、不安で長い夜——そんなご家族を支える“安心のひと袋”を届けたい。そうして生まれたのが、「付き添い生活応援パックライト」です。

すぐに役立つ食品や衛生用品などを厳選して詰めたミニパックで、看護師長さんや病棟スタッフの皆さまのご協力のもと、ご家族へ手渡されています。クラウドファンディング【#ひと袋の安心を届けよう】で集まったご寄付と助成金を活動資金に、2025年7月より本格的な配布が始まっています。
全国の病院から届いた感想の一部をご紹介します。

個数に限りがあるため、新生児の入院で産後まもないお母さん、メンタル面が不安定なお母さん、ごきょうだいも一緒に付き添っているご家庭、ひとり親世帯、生活保護を受けているご家庭などを優先してお渡ししています。思わぬプレゼントに、「気持ちが楽になりました」とのお言葉をいただきました。

「必要なものが、必要なときに届いて本当にうれしい!」と、ちょうどお届けしたばかりのお母さんから感謝の言葉がありました。そんな声を聞き、やはり中身のチョイスがすごいなと改めて感心しています。

最近は新生児の入院が多く、マタニティーブルーのお母さんも増えています。「ママやパパを応援していますよ」と声をかけながらお渡ししていますが、退院のころには笑顔が見られ、私たちも嬉しい気持ちになります。

「ご飯やスープを温めるだけで食べられる、簡単でおいしいものが入っていて助かる」と喜ばれました。スキンケア用のクリームはいつも好評で、冷房で疲れた肌を労わりたいというお母さん方の気持ちに寄り添っているようです。

緊張されているお母さんに初めて声をかける際、応援パックライトがきっかけとなり、その後のコミュニケーションが取りやすくなる場面もあります。

今月は入院が多かったため、多くのご家族に配布させていただきました。ごきょうだい揃って入院となったご家庭や、旅行中に緊急入院されたご家庭にも喜ばれ、急な入院生活に寄り添った品揃えだと改めて実感しています。

緊急入院されたご家族にお渡しすると、「えー、うれしい!」「私にですか⁈」と驚かれることも。ご両親がそろっていると「良かったね」「うれしいね」と話される様子も見られます。特に夜間の入院では、すぐに食べられるものがとても喜ばれています。

※当事業は、日本歯科医師会と日本財団が協働で運営している「TOOTH FAIRY」、および東京コミュニティー財団の「こども笑顔応援基金助成金」から活動資金の助成をいただいています。

今後も一つでも多くの応援パックライトをご家族のもとに届けられるよう、尽力してまいります。引き続き、あたたかなご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

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