エーザイ様が遠距離面会の送迎タクシーを無償で提供
子どもの面会に通う家族を応援します!
抽選で最大20名、10月11日より応募開始。
当団体をご支援くださっているエーザイ株式会社様。手肌の悩みに寄り添う「SAHNE(ザーネ)」ブランドを展開するコンシューマーhhc事業部が、入院中の子どもの面会や看病に通う家族を対象に、送迎を無償で行うタクシーを11月13日(月)から12月8日(金)までの約4週間走行させます。送迎タクシーの名前は、「遠距離面会サポートタクシー☆スマイル号」。応募者の中から抽選でタクシーをご用意し、病院から目的地まで無償で送迎するキャンペーンです。当団体も企画に協力しています。たくさんの方のご応募、周知・拡散をお待ちしています!
「遠距離面会サポートタクシー☆スマイル号」走行概要
走行場所 :東京23区・1都3県
走行期間 :2023年11月13日(月)〜12月8日(金)
当選人数 :最大20名
送迎範囲 :東京23区内の病院から、タクシーで1時間以内の1都3県
応募について
<応募資格>
東京23区内の病院に入院中のお子様を看病しているご家族
※面会だけでなく、泊まり込んで付き添っているご家族が一時帰宅する際にもご応募いただけます。泊まり込み期間も問いません。
※ご応募は一家族、第1弾・第2弾各々1回のみ申し込み可能です。第1弾で当選された方は、第2弾で再度当選することはできません。予めご了承ください。
<応募期間・実施期間>
第1弾 応募期間 2023年10月11日(水)10:00~10月24日(火)17:00
実施期間 2023年11月13日(月)~11月24日(金)
第2弾 応募期間 2023年10月25日(水)10:00~11月7日(火)17:00
実施期間 2023年11月27日(月)~12月8日(金)
<応募の手順>
1 本キャンペーン特設サイトより、「応募はこちらから」のフォームにアクセス
2 質問に答えて、応募に必要な情報を入力
3 応募受付後に届く受付完了メールを確認
※申し込みは締め切りました。
背景:面会に通う家族の負担をなんとかしたい!
私たちの活動は、現状は「小児病棟に泊まり込んで付き添う家族」の支援が中心です。
しかし一方で、さまざまな事情から、泊まり込むのではなく面会に頻繁に通うご家族も全国に大勢います。昨年実施した「付き添い実態調査2022」でも、時間や交通費の負担が大きくのしかかっていることがあきらかになりました。
一般的に、小児がんや心臓病などの重い病気は、質の高い医療を提供するために医療スタッフや設備が整った拠点病院に患児を集めることが行われており、自宅から遠く離れた病院で治療を受けるケースがほとんどです。こうしたご家族は毎日、自宅あるいは病院の近くのファミリーハウス(家族のための滞在施設)やホテルなどから面会に通っています。
「付き添い実態調査2022」によると、自宅から病院までの所要時間は、「1~2時間未満」が 20.5%(※1)、「2~4時間未満」が7.2%(※1)を占め、自宅から病院まで1時間以上かかる人をすべて合わせると全体の3分の1近くを占めていました。
※1: n=3643
また、面会のための交通費(往復)は「1000~3000円未満」が25.5%(※2)、「3000~5000円未満」が7.7%(※2)と、大きな負担を抱える人が少なくなく、5000円以上の割合も9.9%(※2)と全体の約1割が高額の交通費を支払っています。それにも関わらず、家族の交通費に対する補助や援助は行政を含めほぼないのが実情です。調査では、やむなく面会の回数を減らす人がいることも見えてきました。
※2:n=1029
当団体としても、以前から「毎日の病院通いや看病で疲弊しているご家族にも支援を届けたい」という願いを持ちつつ、そこまで力が及ばず歯がゆい思いをしてきました。そんな中、「ザーネ」ブランド様が、「せめて移動の間だけでもほっと一息ついていただきたい」、「ご家族の交通費を応援し、一人でも多くの病気のお子様たちに笑顔になってもらいたい」と、病院までの交通手段として利用が多いタクシーに着目して企画を立案し、当団体も協力しています。
【指定医薬部外品】販売名:チョコラBBローヤル2 効果・効能:体力、身体抵抗力又は集中力の維持・改善
【雑貨】販売名:イータック抗菌化ウエットシート(アルコールタイプ)
【医薬部外品】販売名:ザーネクリームE 効果・効能:肌あれ、皮フの乾燥を防ぐ
「ザーネ」ブランド様は私たちの活動の心強い「Smile Keepers」です。2021年から「付き添い生活応援パック無償配付事業」への年間480本のザーネクリームの提供、従業員の方のボランティア参加、オリジナル段ボールの無償提供など、幅広いご支援をいただいています。今回も、手を取り合って「病気の子どもとその家族を支援する」輪を広げられたことに、深く感謝申し上げます。
「付き添い入院のご家族だけでなく、面会に通うご家族への支援を展開するきっかけをいただいたと身が引き締まる思いです。引き続き、多くの方の温かいご支援とご協力をお待ちしています」(光原理事長)