都立小児医療センターへの電子レンジ寄贈 ご縁をつなぐことができました

2025年6月10日、東京赤坂ライオンズクラブ様より、東京都立小児総合医療センター(通称「都立小児」)に電子レンジ10台が寄贈されました。
きっかけは、当団体が配付する「付き添い生活応援パック」のアンケートに寄せられた声でした。
「せっかくいただいたレトルト食品を、病棟に電子レンジがなく温められず、食べられなかった」——そんな現状を受け、病棟内で温かい食事がとれる環境を整えたいと考え、支援の企画が始まりました。

都立小児は560床を超える小児専門の大規模病院で、日々多くのご家族が子どもの入院に付き添っています。
そこで当団体は、都立小児へ寄贈受け入れのご相談を行うとともに、理事の田中裕美子が会長を務める東京赤坂ライオンズクラブ様にも支援を打診。会員の皆さまのあたたかなご寄付により、9棟の小児病棟に各1台ずつ、そして、子どものご家族が過ごすスペースに1台、合計10台の電子レンジをお届けすることができました。
このたびのご支援に、心より感謝申し上げます。

当日は、都立小児内の会議室で贈呈式も開催され、院長・副院長・看護部長・事務局長の皆さまにご出席いただきました。当団体からは、理事長・光原ゆきと藤田が参加しました。
式典では、小野寺事務局長より都立小児の概要をご紹介いただき、贈呈式の後には院内のご案内もいただきました。ライオンズクラブの皆さまからは、小児病棟における付き添い環境への理解が深まり、今後さらに支援を広げていきたいとのお声もいただきました。
地域社会への奉仕活動を行うライオンズクラブの皆さまは、まさに付き添い環境改善の心強い応援団です。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
病院支援にご興味のある企業・団体さまへ
付き添い生活応援パックのアンケートや、医療機関へのヒアリングを通じて、病院ごとに異なる付き添いの実態や課題が見えてきています。
当団体では、企業や団体との連携を深めながら、個別の病院に合わせた支援の取り組みを進めています。
ご関心のある企業・団体の皆さま、ぜひお気軽にご連絡ください。具体的な支援方法についてご案内いたします。