クラウドファンディング挑戦中!
子どもの入院の多くは突然の緊急入院。
なんの準備もなく不安とともに始まる“付き添いの夜”を支えたい——。
必要なものをぎゅっと詰めた付き添い生活応援パックライトを、全国5000人に届けよう!
2025年5月23日、大安で一粒万倍日という、あたたかな門出にふさわしい日に、団体名を「認定NPO法人キープ・ママ・スマイリング」から「認定NPO法人キープ・スマイリング」へと変更し、登記を完了いたしました。
設立から10年。
当初は「入院に付き添う親=ほぼ全員がママ」でしたが、いまはお父さんの姿も病院で多く見られるようになり、家族のかたちや、支援の在り方も少しずつ変わってきています。
そして、活動そのものも、私たちの想像を超える広がりを見せてきました。
“心をこめた手作りのごはんで、ほんのひとときでもほっとしてほしい”ーー。そんな想いで、たった一つの施設から始まった“食の応援”。その輪はコロナ禍に『付き添い生活応援パック』という形でも広がり、いまや140社を超える企業様の応援、400以上の病院の協力を得ています。支援をお届けしたご家族はまもなく累計2.3万人に達する見込みです。
これまでの歩みを支えてくださった皆さま、ご寄付や物品を提供くださる支援者の皆さま、共に知恵を絞ってくださる企業の皆さま、支援のお届けに協力をしてくださる小児医療機関の皆さま、心より感謝申し上げます。
そして、今回の団体名変更は、「お父さんも増えたから」という理由だけではありません。
2023年、全国規模の付き添い実態調査をもとに国へ提言を行った結果、政府は驚くほどのスピードで応えてくれました。2025年度の診療報酬改定では「付き添い環境の改善」が盛り込まれ、そのバトンは今、医療機関へと渡されました。
けれど、小児医療の現場は、人手も財源も足りていません。私たちも2024年度に「食料品・簡易ベット用マットレス・アクティビティ」を病院に直接届ける支援活動を行いましたが、「電子レンジもない」ーーそんな病院が全国にはまだまだあるという実態を改めて知り、歯がゆさと共に「なんとかしたい」と決意を新たにしています。
付き添う家族の笑顔を守るということは、
病気の子どもやきょうだいの笑顔を守ること、
医療現場の負担を減らし、働きやすい環境をつくること、
そして、安心して病気の子どもと向き合える社会の姿を描くことに他なりません。
すべての子どもの笑顔をまんなかに、
その家族に寄り添って、みんなが繋がって生き合う世界を。
あきらめない“笑顔の革命”を、ご一緒に。
「キープ・スマイリング」という名前に込めた想いや、これからのビジョンについては、あらためてお伝えしてまいります。
どうぞ、新生「認定NPO法人キープ・スマイリング」をよろしくお願いいたします。
理事長 光原ゆき
子どもの入院の多くは突然の緊急入院。
なんの準備もなく不安とともに始まる“付き添いの夜”を支えたい——。
必要なものをぎゅっと詰めた付き添い生活応援パックライトを、全国5000人に届けよう!