病院にいるわが子にも、家で待つきょうだいにも会いに行けるように「家族をつなぐ交通費支援」開始

「次はいつ帰ってくるの?」
病院に付き添う親が、スマートフォン越しに家で待つきょうだいと話す夜。「もう少ししたら帰るね」と伝えながらも、次に帰れる日をすぐに決められない。
遠方の病院に子どもが長期間入院している場合、病院にいる子どもとそれに付き添う家族、家で待つきょうだいの間で家族が離れて暮らす時間が生まれます。
キープ・スマイリングでは、そんなご家族を支える新しい取り組みとして、2026年2月より「家族をつなぐ交通費支援」を開始しました。
面会すること、帰ること。そのたびにかかる交通費。
専門的な治療を受けるために、住んでいる地域から遠く離れた病院に入院する子どもも少なくありません。特に臓器移植や重い病気の治療では、対応できる医療機関が限られているため、片道100km以上離れた病院に通うご家族もいます。
そうした状況では、「病院にいる子どもに会いに行く」「付き添っている親が、家で待つきょうだいに会いに帰る」といった移動が何度も必要になります。
新幹線や飛行機、高速道路代、ガソリン代などの交通費は、長期間になるほど大きな負担になります。
実際にご家族からは、こんな声も聞かれます。
・交通費が気になって面会の回数を減らしている
・きょうだいに会いに帰る回数を控えてしまう
子どもにとって、家族に会える時間は大きな支えです。そして、きょうだいにとってもまた、離れて暮らす親に会える時間は大切なものです。この支援は、そんな家族のつながりを守りたいという思いから生まれました。
交通費支援事業は、まず以下のようなご家庭を対象にトライアルとして実施します。
■主な対象条件
・申請時点でお子さんが 18歳未満
・心臓・腎臓移植手術のための長期入院、または移植手術に関連する入院
・自宅と病院の距離が片道100km以上
・世帯年収が一定基準以下
■支援内容
・面会や入院に伴う交通費(ガソリン代・高速代などを含む)
・1家族あたり年間上限5万円の支援
■申請方法
本支援は主治医の先生からの紹介を通じて申請する仕組みです。対象となる可能性のあるご家族は、まず主治医にご相談ください。
支援を利用したご家族や医療機関の皆さまの声を受け、制度の改善や対象の拡大を進め、より多くの家族を支える仕組みへ発展させていくことを目指します。


