オリジナル缶詰レシピ：にんじんムース

付き添うご家族を応援することを目的として開発された「ミールdeスマイリング！オリジナル缶詰」。設立当初から活動を支えてくださるシェフの米澤文雄さんがメニュー開発・監修くださり2019年に誕生してから、付き添い生活応援パックへの同梱を通じて、多くの付き添いご家族にお届けしています（非売品です）。

「大豆ミートのキーマカレー」「にんじんとオレンジの食べるスープ」の2種類あり、そのまま食べてもとっても美味しいのですが、アレンジすることでさらに美味しくいただける優れものの缶詰です。

米澤シェフにアレンジメニューも考案いただきましたのでご紹介します！

にんじんの食べるスープをアレンジした「にんじんムース」

材料

プリンカップ３〜４個分
・にんじんとオレンジの食べるスープ缶　１缶
・牛乳　150cc
・生クリーム　100cc
・はちみつ大さじ　２
・塩　少々
・レモン汁　適量
・ゼラチン　3g
・水　15cc
・にんじんの葉（飾り用）　適量

作り方

➊　ゼラチンに水を加え、ふやかしておく。
➋　小鍋ににんじんとオレンジの食べるスープ缶、牛乳、生クリーム、はちみつを入れ、弱火にかける。
➌　②の表面がふつふつとしてきたら、火を止めてからレモン汁を加え、①のゼラチンを入れ、混ぜながら溶かす。
❹　③をカップに注ぎ、冷蔵庫で冷やし固める。お好みで、にんじんの葉をのせる。

ポイント

食欲がない日にも食べやすいムースです。スパイシーな味のにんじんのスープ缶は、ペースト状。料理のソースにしても◎。

アレンジのコツ

時間がとれない付き添い中には、お料理をすることは難しいと思います。
この缶詰は、そんな付き添いママパパに缶詰のまま美味しく召し上がっていただけることを目的に開発しています。

※にんじんには、β-カロテンやビタミンＡが豊富に含まれていて、体調を管理することも期待できます。

ウィルスや細菌は、鼻や口から私たちの身体に入ってきますが、私たちの身は、これらのウィルスや細菌を排除するために免疫機能が働くしくみになってしまいます。
しかし、粘膜が弱ってしまうとこの免疫機能がうまく働かなくなってしまうのです。ビタミンＡは、この粘膜を丈夫にしてくれる効果がありますので、免疫機能の強化、風邪予防などが期待できます。

また、β-カロテンは、その抗酸化作用によって体内での活性酸素の発生を抑えることから、皮膚の乾燥を抑えたり生活習慣病などの予防にも効果があると考えられます。

ぜひ、この「にんじんの食べるスープ」を上手に取り入れて、厳しい付き添い生活を乗り切ってください。

メニューの考案者

米澤文雄（よねざわふみお）シェフ

2002年に渡米し、ニューヨークの名店「Jean-Georges」にて日本人初のスー・シェフに就任。帰国後は国内の著名レストランにて料理長を歴任し、2022年には自身のオーナーレストラン「No Code」を開業。当団体の設立当初より食支援活動に携わってくださり、マクドナルドハウスでのミールプログラムでは、オリジナルメニューの開発から当日の調理指導・監修まで、惜しみないご協力をいただいています。

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