2015年9月 ミールdeスマイリング@せたがやハウス実施のご報告
米澤シェフのミールプログラム
キープ・ママ・スマイリングは、2015年9月27日(日)にドナルド・マクドナルド・せたがやハウスで第2回のミールプログラムを実施しました。
三ツ星シェフが助っ人に!
今回は、なんと!東京・六本木ヒルズに2014年にオープンした「ジャン-ジョルジュ 東京」の料理長・米澤文雄シェフがミールプログラムの頼もしい助っ人として参加してくださいました。
(米澤シェフとハウスマネジャー峯田さん)
(米澤シェフとスタッフのみなさん)
「ジャン-ジョルジュ 東京」は、2005年から10年連続して 「NY ミシュラン」で三つ星を獲得し、米紙「ニューヨーク・タイムズ」でも最高の四つ星の評価を受けるシェフ、ジャン-ジョルジュ・ヴォンゲリスティンの最高級レストラン。35歳という若さで料理長を務める米澤文雄シェフは、イケメン(!)というだけでなく、素晴らしい経歴の持ち主。今回、ご縁があってキープ・ママ・スマイリングの活動に賛同くださり、ミールプログラムの活動に参加してくださいました。まずは、米澤シェフのご紹介です。
米澤文雄(よねざわ・ふみお)シェフ プロフィール
米澤シェフは、イタリアンの草分け的存在である「イル・ボッカローネ」(恵比寿)で経験を積んだ後、2002 年 に単身ニューヨークへ。人気の日本食レストランなどで働いた後、ミシュラン三つ星レストラン「ジャン-ジョ ルジュ」に。その類稀なる感性がスターシェフのジャン-ジョルジュの目に留まり、絶大な信頼 を受け、わずか 3 年で、日本人初のスー・シェフ(副料理長)に抜擢。
2007年、ニューヨーク・コンセプトのレストラン「57 FIFTY SEVEN」(六本木)のオープンを期に日本に帰国し、グランドシェフに就任。「MLB café」(恵比寿)でオープニング・シェフとして活躍した後、「KENZO ESTATE WINERY」でナパ・ヴァレーと日本を行き来しながらエグゼクティブ・シェフとして世界中の美食家たちに料理をふるまい、絶賛される。
2013年3月に行われたアメリカ大使館主催のシェフ・コンペティション「United Tastes of America」 の日本大会で優勝、北アジア大会でも準優勝するなど“若き天才”と呼ばれる料理人。
米澤シェフ考案の 野菜たっぷり カラダに優しいレシピ
今回のミールプログラムで提供させていただいた料理は、米澤シェフのオリジナルメニューです。6人の参加者が米澤シェフの手ほどきを受けながら病児ママのみなさまに提供する夕食(30名分)を調理しました。
チキンとキノコの洋風あんかけジンジャー・バターライス(右手前)
さつま芋と柑橘フルーツのヨーグルトサラダ(奥)
レンコンと豆乳の白みそポタージュ(左手前)
とってもオシャレで、野菜たっぷり、見た目も色鮮やか、そしてカラダにも優しいレシピ。家庭料理ではなかなか思いつかない材料の組み合わせに、調理ボランティアの参加者たちも感動! また、米澤シェフから野菜の切り方のコツなど、プロの裏技の数々を直伝していただき、二度とない機会にとても得した気分にもなりました。
レストランに行かなくとも、こんなに素敵な夕食が用意されていたら、看病の疲れもほんの少し取れるかもしれない。スタッフ一同、そんな思いを込めて作りました。
今回、夕食を提供させていただいた病児ママのみなさまにも、これらの料理は大好評。ナイトボランティアさんからのご報告によると「チキンとキノコの洋風あんかけは汁一滴残っておらず、ほかのメニューもほぼ完売状態」だったそうです。多くの病児ママさんに喜んでいただけたことを、米澤シェフもキープ・ママ・スマイリングのメンバーもとても嬉しく思っています。
夕食を提供させていただいた病児ママさんからの感想
「なかなか自分では作れないおしゃれで栄養満点な夕食をありがとうございました。とってもおいしい!!心も身体もあたたまりました。」
「こんなにおいしい料理食べたことない!と息子も大喜びでした。」
「さすが家庭では出せない味でおいしかったです。今度子供が元気になったら食べに行こうと思います。新たな目標ができました。」
「野菜がたくさんでよかったです。本格的な味ではありつつ、家庭的なところもあり、本当においしくいただきました!」
「優しい味に癒されました。また明日から頑張れそうです。」
みなさま、メッセージありがとうございました!