活動レポート
2024.08.16調査・提言
日本小児科学会が、「付き添いに関する見解」を示しました
2024年8月5日、日本小児科学会が「入院しているこどもの家族の付き添いに関する見解」を示しました。付き添いに関し、同学会がこうした見解を出したのは初のことです。
(日本小児科学会サイトより抜粋)
私たちが発表した「入院中の子どもに付き添う家族の生活実態調査2022」についても触れ、これまで解決できなかった課題と、それを解決するための提案が明示されています。
付き添ってもらえることは子どもの権利であるだけでなく、治療的観点からも有益であること。
付き添いのあり、なしが選べることが望ましいこと。
子どもだけでなく、家族のwell-beingについて言及されていること。
この内容は私たちが目指す付き添いの世界と同じもので、活動の背中を押してもらったような思いで心強く受け止めています。今年度、付き添いに関する診療報酬が改定され、付き添い環境改善のバトンは国から医療機関に渡されました。私たちもこれまで以上に小児医療機関や医療スタッフと連携しながら、NPOとしてできる貢献を進めてまいります。
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