6月18日、一般向けに「付き添い白書を読む会」を開催
3600人の声から紐解く付き添い入院の実態と提案
昨年末、多くの付き添い経験者の方にご協力いただき、3,643名の有効回答数を得た「入院中の子どもに付き添う家族の生活実態調査2022」。6月1日の記者会見に続き、6月18日には、一般向けに解説を行う、「付き添い白書を読む会」をオンラインで行いました。
調査責任者の渡辺千鶴理事が、本調査だけでなく、付き添い制度の歴史や課題の整理も含めて1時間半解説。付き添い家族や医療関係者、メディア関係者など、幅広く50名以上の方がご参加くださいました。
参加者の方が、さまざまなご意見や感想をお寄せくださいました。(一部を抜粋してご紹介します)
―数十年も改善されていない付き添いの現状について、信頼性の高い調査、丁寧な分析、国に提言したくださったこと、とても意義があることだと思いました
―付き添う側だけでなく、病院側の現状もわかり、さまざまな情報が聞けてよかったです。勉強になりました。
―ただ付き添いを廃止するということではなく、お子さんとご家族が付き添いを選択できること、どちらを選んでも、治療効果を上げ、安心して過ごせることができるようにすること、と理解しました
―看護師の人手不足も分かるので、それも仕方のないところはある、と思う気持ちもあります。キープ・ママ・スマイリングさんもそこを認知されていて、一方的に看護師の仕事だと主張するのではなく医療者の意見も聞きたい、医療者と患者家族は一つのチームと言ってくれたことがとても良かったと思います。あと、付き添いを完全に無くそうではなく家族の状況に応じて出来るように、ということにとても共感しました
―付添い入院の実態把握に取り組んで下さり、本当にありがとうございます。コロナ禍という事もあったとは思いますが、様々な意味で、とても苦しい付き添い生活でした。ここまでして子どもの付き添いをしなければならないのか、と考えさせられました。退院したらから終わりではなく、継続して問題意識を持って、周知啓発に取組んでいきたいと考えております。
今後も国に継続的に働きかけ、新たな動きがあればご報告します。引き続き、よろしくお願いします。
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