2019年5月11日 チャイルド・ケモ・ハウスにてイベント開催
美味しい料理でママを応援!イベント開催レポート Vol.2
2018年4月にスタートした米澤シェフ監修の缶詰を全国の小児病棟に届けるミールdeスマイリングプロジェクト。
2019年4月に4種類の缶詰がついに完成!病院での配布の前に、美味しい料理で日々頑張るママを応援するための「ママの健康を考える ホッと一息くつろぎデー」イベント(日本財団助成イベント)を開催しました。米澤シェフも全てのイベントに登場いただきました!
現在、大阪・福島で開催予定の2カ所で参加エントリー受付中です。米澤シェフによる4種類の缶詰のアレンジレシピをご提供!
(参加費無料)ぜひご家族でご参加ください♪ お待ちしております!
ママの健康を考える ホッと一息くつろぎデー開催スケジュール
2019年4月27日(土)もみじの家(東京都世田谷区)*終了
2019年5月11日(土)チャイルド・ケモ・ハウス(兵庫県神戸市)*終了
2019年6月2日(日)TSURUMIこどもホスピス(大阪府大阪市)*終了
2019年6月15日(土)パンダハウス(福島県福島市)*終了
2019年6月28日(金)うりずん(栃木県宇都宮市)*終了
5/11(土)イベントレポート@チャイルド・ケモ・ハウス
イベント第2弾は、兵庫県神戸市にある「チャイルド・ケモ・ハウス」(以下、チャイケモ)にて開催しました。チャイケモは、神戸ポートアイランドにある小児がんをはじめとした医療的ケアが必要な子ども・若年成人と家族のための施設です。
施設の中は、とても洗練されたデザインでちょっとしたコンドミニアムのホテルのよう!無駄なものは何もなく、あちらこちらにある天窓や中庭からの陽のひかりがふんだんに取り込まれたスペースやお部屋、そして高い天井が本当に素敵な空間を作り出しています。
第一部で20名強、第二部は30名の方がご参加下さり、いつものミールプログラムとは異なり、人数分のプレートを同時にご提供する形です。チャイケモには素敵なキッチンがあり、業務用の冷蔵庫やコンロがあるキッチンは広々!
まずは、理事長の光原より、キープ・ママ・スマイリングの活動について、また、今回のイベント開催の背景と「ミールdeスマイリング」プロジェクトについてをお伝えしました。
入院付き添い経験のあるお母さんがたくさんご参加くださっていたからか、みなさん「付き添い中の毎日のご飯はコンビニですませることが多く、野菜が足りなかった」といった光原のエピソードに深く頷きながら聞いていらっしゃっいました。
そして、米澤シェフより4種類の缶詰について、また、今回アレンジしたメニューについてを説明。缶詰の商品開発に着手してから完成まで9ヶ月の間、なんども試行錯誤して今のメニューに行き着いたこと、また、調味料も最低限とし、添加物や保存料は一切入っていないことの説明では、感嘆の声が上がりました。
そして、みなさんのお手元に料理が配られました! 本日は以下の4品とデザートです。
にんじんとオレンジの食べるスープ →ココナッツミルク&ライムでアレンジ!
ニシンの野菜スープ煮 →ニシンのパスタへ変身!
大豆ミートのキーマカレー →ポテサラにキーマカレーがトッピング!
豚肉のりんご煮 →豚肉のチーズリゾットに!
お食事タイムはシェフとも交流。お子さんはおもちゃコンサルタントさんと!
お食事を楽しんでいただきながら、シェフやキープママスタッフたちとの歓談タイム!缶詰やメニューについてシェフに色々聞いてみたり、入院中の付き添い食について思い出しながらエピソードを語ってくださったり。多くのお母さんたちより、「自分が付き添い入院をしていた時にこの缶詰が欲しかった!ぜひ一人でも多くの方に配って欲しいです」とのお声をいただきました。
また、認定NPO法人 芸術と遊び創造協会様にご協力いただき、おもちゃコンサルタントさんがボランティアとしてご参加くださりました。ありがとうございました!ご飯を食べて遊びたくなった子どもたちはおもちゃコンサルタントさんのスペースに一目散。帰りたくない〜とイベント終了しても名残惜しそうな子どもたちの姿が1部2部とも見られました。
最後はみんなで記念撮影&たくさんのご感想をいただきました!
最後はみんなでチャイルド・ケモ・ハウスのマスコットキャラクターのカエルくんポーズで記念撮影!よく晴れた青空に負けない晴れやかな笑顔があふれました。
また、参加された皆さまからアンケートにてたくさんの感想も頂きました。「とても美味しかったです!子どもも全部食べることができて嬉しかった。」「本当に幸せなお料理を見て、食べて、パワーを頂けました」「一口食べて”美味しい!”と身体の中から感じることができ、食欲も出てきます。皆さま、シェフの愛情を感じることができ、また明日からも子どもの病気と向き合う力になりました」「料理を提供していただき、家族で食事することで子どもの好みがわかったり、広がったり、会話が弾んだり。良い機会をいただきました」
これからも、全国の病気の子どもを育てるお母さんが笑顔でいられるように。私たちは美味しいご飯でお母さんを応援していきます!