活動レポート
2025.12.13ニュース

第77回保健文化賞を受賞、贈呈式・天皇皇后両陛下へ拝謁

認定NPO法人キープ・スマイリングは、「第77回保健文化賞」を受賞し、2024年11月19日に贈呈式、翌20日には 天皇皇后両陛下への拝謁の機会を賜りました。

「保健文化賞」は昭和25年、第一生命保険株式会社が日本の保健衛生向上に貢献することを目的に創設し、厚生労働省などの後援を得て毎年実施されています。創設当時は結核や栄養不足、その後は生活習慣病対策、高齢者・障がい者福祉、国際保健など、その時代におけるさまざまな課題に取り組まれた方々を表彰してきた歴史ある賞です。

長年にわたり小児医療における「家族の付き添い環境の改善」に取り組んできた活動が評価され、このような栄誉ある賞を頂戴できましたこと、支えてくださった皆さまへ心より御礼申し上げます。

■ 贈呈式に参加(11月19日)

第77回となる本年度は、団体10件、個人3名の受賞者が決定しました。今回を含むこれまでの受賞者総数は、752団体、個人382名、合わせて1,134件にのぼります。贈呈式では、厚生労働省医務技監から表彰状、第一生命から感謝状とともに賞金、朝日新聞 厚生文化事業団・NHK 厚生文化事業団からは記念品が贈呈されました。
  

■ 天皇皇后両陛下への拝謁(11月20日)

翌日、皇居にて行われた拝謁では、両陛下より受賞者一人ひとりに丁寧なお言葉をかけていただきました。当団体の活動についても直接お伝えすることができ、熱心に耳を傾けてくださるお姿がとても印象的でした。
  

【受賞の背景:キープ・スマイリングの活動】

キープ・スマイリングは、「子どもが入院しても、家族みんなが笑顔でいられる社会へ」 を掲げ、その時々に合わせ支援の幅を広げながら11年間にわたり活動を続けてきました。
 

主な活動

 付き添い家族への物的・心理的支援(食事提供、環境整備、相談支援など)
 小児病棟の付き添い環境に関する全国調査・政策提言
 法制度・運用改善に向けた働きかけ(2024年の制度的変化にも寄与)
 企業・自治体との協働による病院支援

こうした地道な活動を評価いただき、今回の受賞につながりました。

■ 理事長・光原ゆきコメント

このたび、第77回保健文化賞という大変栄誉ある賞を頂戴し、心より感謝申し上げます。贈呈式、そして天皇皇后両陛下への拝謁という、人生の宝物となる2日間でした。
11年間、スタッフとともに積み重ねてきた活動に対し、「困難もありながら長く続けてきたこと」へ温かいお言葉を頂戴し、胸がいっぱいになりました。
この賞はこれまで支えてくださった皆さま、そして活動を共に続けてきたスタッフ全員でいただいた賞です。
この受賞を励みに、これからも一歩ずつ、子どもと家族の笑顔のために力を尽くしてまいります。
ひとりの付き添いを、みんなの寄り添いに。今後とも温かいご支援を賜れましたら幸いです。

マンスリーサポーター募集中!

入院中の子どもとご家族を応援するキープ・スマイリングの活動を継続して応援する応援団「マンスリーサポーター」(毎月1000円〜)を募集しています!

お申し込みはこちらから。一度にまとめて寄付する都度寄付も受付中です!

戻る

最新の記事
We are Smile KeepersWe are Smile Keepers

全国の病児を育てるお母さんや家族を応援
するために、皆さまの支援をお待ちしております。

寄付する