活動レポート
2020.08.09ご寄付・ご支援

今年度採択頂いた助成金のご紹介

今年度採択頂いた3つの助成金について

今年度、キープ・ママ・スマイリングは以下の3つの助成金に採択いただきました。

住友ゴムCSR基金

制度の隙間に落ちる入院中の子どもに付き添う家族を支援するには「地域のみんなで支え合う社会」を目指す必要があり、まずは「知ること」が支え合うための最初の一歩であると考えました。そこで、病児を育てる親が置かれている状況といった当事者、医療提供者など支援者の生の声を記事にし、キープ・ママ・スマイリングを通して病児ママを支援する寄付者の素顔や思いなどを紹介する冊子を制作します。この冊子を活動の支援者だけでなく、病児ママや医療関係者にも配布することによって、みんなで支え合う社会を実現する一助にすることを目的としています。(完成、配布時期は2020年10月を予定しています)

東京ボランティア・市民活動センター

新型コロナウイルス感染拡大により医療機関内においてもスク不足の状況で、小児病棟における付き添い者の健康を守るマスク不足が大きな課題となっていました。そこで、付き添い者の感染予防のために、長期入院中の子どもが多く入院する全国の医療機関(小児がん拠点病院、小児循環器学会研修施設)また、子どもの入院に付き添う家族の滞在施設や医療的ケア児の通所施設、合計30施設へ合計2000枚の「付き添い家族向けマスク寄付」に助成金を活用させていたきました。

新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金

院内感染防止による面会・付き添いが制限されている小児病棟の家族向けサポート事業への助成を頂きました。
 
私たちは、長期入院の子どもに付き添う家族の生活支援に取り組んできました。現在、新型コロナウイルス感染症による院内感染を防止する目的で、ほとんどの小児病棟は家族の面会や付き添いを制限しています。そのため、病児と家族は精神的に不安定な状態に置かれ、それが子の回復の遅れにつながっていることも指摘されています。
 
また、当団体には付き添いを続ける家族から病棟の外に出られない窮状や経済的困窮を訴える声も届いています。これらは緊急性の高い医療的課題であると考え、2021年春まで以下の支援事業を行います。
 
1.オンライン面会の環境整備
通信機能付端末を無償貸与し、オンライン面会の環境を整備することで、親子分離による不安を軽減し、病気の早期回復に寄与します。経済的に困窮する50家族を対象とする予定です。詳細の広報、受付開始は10月を予定しています。

2.「付き添い応援パック」の提供
レトルト食品、マスク、消毒液などを詰めた「付き添い応援パック」を提供し、入院中の食事や衛生材料の調達に困らないよう支援します。外出が制限されている付き添い者(2週間以上の入院予定)を対象として募集、送付します。詳細の広報、受付開始は9月下旬を予定しています。

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