NPO法人キープ・ママ・スマイリング:病気の子どもを育てるお母さん・ご家族を応援します!

加藤 史子さんからクラファン応援メッセージをいただきました!

公開日:2021/05/12

加藤 史子さんからクラファン応援メッセージをいただきました!


加藤 史子(かとう ふみこ)さん|WAmazing株式会社 代表取締役社長/CEO

キープ・ママ・スマイリングへのメッセージ

ありがたいことに2人の娘は健やかに大きくなり、1度も入院経験はありません。
私も出産以外の入院経験はありません。
それでも私は、ワーキングマザーなので、長女も次女も、それぞれ1歳、0歳のころから保育園に通い、特に園時代はたくさん病気をしました。
 
プール熱、ヘルパンギーナ、手足口病に、おたふく風邪、水ぼうそう、冬になれば、毎年のようにインフルエンザ…。こうした名前の付く病気以外にも、突然の高熱や夜中の嘔吐。そのたびに、「なんの症状?!なんの感染症?!」と思いながら、明日の仕事を休む段取りをしながら、隣の市の小児救急をしている病院に電話をかけて、車を駆る日々。
 
当時、住んでいた自治体には小児救急対応の病院がなく、夜間診療は地元の開業医さんが輪番で担当していたため、「眼科医さん」とか「形成外科医さん」の担当に当たることも多く、小児科医に診てもらうには、隣の自治体まで車で30分以上かけていくしかありませんでした。
 
ある時、例によって40度にもなろうかという夜中の高熱に、隣の自治体の小児救急へ。
ぐったりして熱い身体の長女を抱っこして駆け込むと、インフルエンザの診断。
長女は、かかりやすい体質なのか?毎年、2回のインフルエンザ予防接種(子供にはかなり痛い注射)をしていても、もらってくるのです。汗
 
かなり高熱なので、本日、入院できる空いているベッドはないけれども、診療用の仮ベッドを使っていいから朝まで様子を見ましょう、と言われ、私は、そのまま付き添いました。
 
当たり前ですが、付き添い者用のベッドはありません。固い丸椅子があるだけ。
そしてカロナール(解熱剤)を投与していても、効果が切れる時間になると、ぐーんとあがる熱。
 
娘は高熱にうなされてぐったり、、でも突然、目を見開いて、天井をみながら何か話しかけたり、突然歌いだしたりするのです。(熱による、せん妄症状です)
 
この怖さったら!
もう心配も通り越して、ホラーです。
 
自宅で看病はとても耐えられないので、病院で夜明かしさせてもらったことはとても助かりました。
ただ、ほとんど一睡もせずに迎えた翌朝、出社は断念しましたが、家で出来る仕事は進めながら引き続き看病…と、とても体力的にもきつかったです。
 
たった一晩の付き添い、しかも、冬の風物詩(?)インフルエンザで、私はこのザマでしたので、長期入院のお子さんへの付き添いはどれだけ大変なことか…。><。
 
今は思春期まっさかりの長女・次女。
コロナ禍で手洗い習慣もついたせいか、風邪ひとつひきません。
しかしコロナ休校で、その後も学校休み癖がついたり、ネット廃人になったりと、心配や問題は尽きません…。それでも元気で健康なだけ、本当にありがたいことです。
 
育児は大変と心配の連続ですが、それを濃縮5000%にしたような病児に寄りそうママパパたちの力になり、笑顔を届けるキープママスタイリングさん。
 
そして、それを立ち上げた代表である光原さん。
 
彼女は、私の友人の中でも、群をぬいてハードシングス芸人かつ群を抜いて明るくて強い人です。
そんな光原さんとキープママスマイリングに、さらに力強く活動してもらうべく、
みなさんのご支援を是非よろしくお願いいたします!
 

応援メッセージをいただいたのは


加藤 史子(かとう ふみこ)さん|WAmazing株式会社 代表取締役社長/CEO
慶應義塾大学卒業後、1998年(株)リクルートに入社。「じゃらん.net」や「ホットペッパーグルメ」の立ち上げなど、ネットでの新規事業開発に携わった後、国内旅行の調査・研究と地域誘客支援をする「じゃらんリサーチセンター」に異動。主席研究員として「ビッグデータ分析による旅行者分析」や「若者旅行需要創出研究(雪マジ!19、マジ☆部)」など様々なプロジェクトを担当。2016年7月にWAmazing(株)を創業。国交省「国土審議会」専門委員や「日本スキー産業振興協会」員外理事、「山梨県交通政策会議」委員など、これまで20以上の国や県の各種公職を歴任。