【支援者インタビュー】石井智康さん|石井食品株式会社 代表取締役社長
公開日:2020/12/26
一緒に『potayu chef』を広めることで、
病気の子どもを育てるママに光を当てたい
石井智康(いしい ともやす)さん|石井食品株式会社 代表取締役社長
キープ・ママ・スマイリングを知ったきっかけ
キープ・ママ・スマイリング(KMS)との出会いは、カンブライトの井上社長の紹介がきっかけでした。「お母さんを支える」「困りごとに応える」という点に共感し、支援を決めました。私たちの事業もまた、食物アレルギーやカロリー・塩分に配慮したもの、自治体や企業の方の非常食など、時代の変化やお客様の困りごとにあわせて商品をつくって来たからです。中でも『potayu(ぽたーゆ)』(野菜を食べる玄米おかゆ)はKMSさんと特に親和性が高く、議論を重ねる中、共通テーマが見つかり一気に共同開発の話が進みました。
付き添いママへのメッセージ
『potayu(ぽたーゆ)』は、元々は被災地の方に「非常時に本当に食べたいものは何か」と聞いて、そのご意見をもとに開発したものですが、ストレスの多い現代に生きるすべての人にストックしてもらいたい“回復食”でもあります。
子どもの病気やママの疲労も、ある意味「暮らしの中の非常時」ですよね。無添加調理で体にやさしく、傷ついたり疲れたりした心と体を癒す食事…いつでもすぐ取れる形なので、付き添いママの心強い味方になることを願っています。
キープ・ママ・スマイリングの支援に込めた思い
出来上がった『potayu chef』(米澤文雄シェフ監修のヴィーガン野菜粥)を食べた時は驚きましたね。
家庭のやさしい味の代行が多いうちの商品の中で、外食のガツンとした美味しさも味わえるんですから。
『potayu chef』を広めることで、病気の子どもを育てているママやKMSの認知を上げていきたいです。日陰になりがちな子育て中の女性の頑張りに光を当てながら、同時にママがおいしいものを食べてほっこり笑顔になれる時間に役立ててもらえたら…と思っています。
お話を伺ったのは
石井智康(いしい ともやす)さん|石井食品株式会社代表取締役社長
アクセンチュアのエンジニアを経て2014年に独立。ベンチャー企業を中心に新規事業のソフトウェア開発や組織作りを行う。
その後、「食の領域には社会的なソリューションが必要」という思いから、祖父が創立した石井食品に2017年に参画、2018年より現職。「創業75年の老舗ベンチャー」として、持続可能な食の世界を目指している。「1ヶ月育休をとった社長」としても話題に。
※「potayu chef」(ぽたーゆ シェフ)」は、石井食品の公式オンラインストアの他、東京都港区「青山一丁目」駅の「The Burn」でご購入いただけます。